2012年個人的アルバムオブザイヤー

今年は、どこのベストアルバムランキング見てもさっぱりわからないですね…


以下に挙げるものは、一応順不同。



Fragrant World

Fragrant World

たぶん今年出た中では一番よく聴いたアルバム。
Yeasayerに入りたい、って思うくらい好き(※metronomy以来の快挙)
めちゃくちゃカッコいいのに全然評価されてなさそうな気がしてならない。許せない。





Different Ship

Different Ship

ナイジェルゴドリッチプロデュースと後で知って、(先回りされた感じで)悔しかった想い出。無意識のうちに同じような音を好んでしまっているんだろうなあ。





Black Radio

Black Radio

本当に素晴らしい。
たまに出てくるつっかかったようなビートは、フライングロータスとかあの辺以降のクラブミュージックの潮流もとらえてるんじゃないかとか勝手に想像したりして、そういうのも面白い
今年のベストとして、僕の個人的な趣味としては上二つだけど、誰かにすすめるとしたらこれ。
ビルボードのLIVEも全員B−BOY風の出で立ちで面白かった。




Shields [帯・解説付き / 国内盤] (BRC344)

Shields [帯・解説付き / 国内盤] (BRC344)





Devotion

Devotion

SBTRKTのアルバムで歌ってた人なんだね、って買った後で知ったんだけど、そういうトピック抜きで充分かっこいい。





By Your Side

By Your Side






あと、なんといっても今年はこの曲。

間組曲現象:摩擦熱
https://soundcloud.com/nk_gensho/masatsunetsu

僕にとっても非常に思い入れの強い曲でして、季節や光の波を好きと言ってくれる人には申し訳ないくらい僕は摩擦熱がダントツで好きです。
ちーぱーさんから詞があがってきて、それにナメさんがかなりラフなデモ音源を作ってくる。そこから僕があーだこーだ面倒くさい注文をつけてアレンジ等が固まってくる。実は「季節」や「光の波」は、ある程度完成された段階でゲスト的に呼ばれて歌っていたので、こんな風にゼロから制作する流れの中に入るのは初なのでした(「線を引く」でも同じようなかんじではありましたが、おいといて)。僕は外から口出しするだけで何もしてないですが、なんとなくみんなで一緒に作ったものに感じているのです。(おこがましい)
間組曲現象にはあまり無かったデッドなドラムの音色、休符のたくさんあるピアノ、怪しいメロディライン、ころころ展開して表情を変え続けるアレンジ、最高でしょう!
詞の面では、どんどん意味がわからなくなっていくちーぱーさんの世界観、その中にふと覗く「闇の中の光みつけ」という明快なフレーズにハッとさせられる感じ、最高でしょう?(この部分は歌い方もうまくいったと思ってます)
僕個人としても、レコーディング前に一人カラオケに行って何度か歌ってみたり、実はコソコソとやってたんですね。功を奏しているかは不明ですが…。僕は自分で曲を作っていない分、何度も歌って自分の体に染み込ませないとダメ(もはや初期衝動のようなものは無いのだから)だなあ、と、季節と光の波で学びました。良い勉強になりました。
なにやら最近リマスタリングされて音がいい感じに調整されたらしいので、既に聴いてくれた方も、もちろん聴いていない方も、ぜひ聴いてみてください。

あと、摩擦熱という曲名は全部できた後につけたもので、それまでの曲名はちょうダサいので、知りたい人は1,000円ください。

そのうち新曲も出るとか出ないとか、そういう噂も流れていますが、どうなることやら…?




はい、疲れたからこれで終わりでーす。ブログめんどくさい。